チェロの左手について

左手指のそれぞれの存在は、実際の家族の在り方とリンクしてるのでは…!!!♡
…というお話。


左手の押さえ方、皆さんとても試行錯誤するところです。
バイオリンと違ってチェロは大きいので指の幅も広いし、弦を奥まで(芯まで)押さえるのもなかなかの力(本当は力じゃないけど。。)が必要で。

でね、弦を押さえる上で、お父さん指とお母さん指の役割が、実際のお父さんとお母さんの役割と全く同じじゃないですか!!!!

…てことを、前々から気付いていたけど、たった今レッスンしていて、改めてしっくりし過ぎてしまいました。


まずお父さん指。
私の考え方としては、弦を押さえる時に、お父さん指はほぼ触っているだけで良いと思っています。なんなら場合によっては離れていても良いです。
ついつい力が入って反り返って押さえてしまうけど、そうすると一気に他の4本の指たちにも力が加わり、自由に動けなくなってしまう。
でも、フラついているようで、いざという時はすかさず支えに入って、そうすると他の4本もちゃんと安定します。
いつでもサッ!と支えられるように、いつも臨機応変にフワッと存在している感じ。
↑ふんわりいつでも支えるぜお父さん
↑反り返りガチガチお父さん



そしてお母さん指。
お父さん指がフワッと触っているだけだったら、どうやって奥まで押さえるの??…って話ですが、お父さん指と挟んでその握力で抑えるのではなく、弦にぶら下がる感じで押さえる…と思っています。

その時にね、お母さん指が支点となってしっかり存在すれば、あとのお兄さんもお姉さんも赤ちゃんも、自由自在なのですよ。

お母さん指がどっしり構えていたら、子供たちが例え広がっても、ちゃんと正しい場所に自然と戻って来れるみたい。

お母さん指がフラフラあっち行ったりこっち行ったりしてると、もれなく子供たちもどこに戻れば良いかわからない。。
↑お母さん指が芯からしっかり構えていれば…
↑例えみんな広がったとしても…
↑迷子にならずに何なく元に戻ってこれる!


チェロを弾いていて、僭越ながら教えさせて頂いていて、色んなことがリンクして、は!!!!と思うことが余りにも多く、その度に生徒さんを巻き込んで、気付いちゃった気付いちゃった♡と騒いでいるのですが。。

本日も面白い発見ができました🥳

からすの弦楽器教室

神奈川県寒川町、北海道函館市の2拠点で活動しているバイオリン、ビオラ、チェロの教室です。